2018年02月05日

今年もtwitter文学賞が始まりました

備忘録。twitter文学賞のページからの引用です。





この言葉の通りだと思います。
たくさんの文学の中でてっぺんを選ぶことも意味のあることだけど、「わたしの心に届いたのはこれだよ」と声に出して言えるよろこび。この一年間でそういう作品に出会えたよろこび、それを自分のツイートに込められるって、ほんとに素敵なことだと思います。

どれに投票するつもりなのか? は、選挙と一緒でひ・み・つ。
と言っても、twitterだからすぐにわかりますねw
締め切りは2月12日まで。



人気ブログランキングへ



posted by noyuki at 08:57| 福岡 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月19日

「鳩の撃退法」佐藤正午 (鳩の移動経路について) ネタバレあり(再掲)


「鳩の撃退法」佐藤正午 (鳩の移動経路について) ネタバレあり(再掲)




B 鳩の移動経路


「鳩」という比喩で、飛び出していったものの行方をメモしています。
ネタバレが多く含まれてますので、読了後に読まれることをおすすめします。

ケンジロウ が3万円 の封筒を持っている

︎
↓
スピンの金庫 幸地ヒデヨシに預かってもらう

︎ 
↓
スピンの女性従業員 佐野 前借りのお金とまちがって、持ち出す

︎
↓
遊び人の大学生に渡す

︎
↓
大学生、女優倶楽部で女を買う 高峰秀子に渡す

︎↓

高峰秀子、津田伸一に借金返済 3万円

︎↓

津田伸一、手持ちのピーターパンにはさむ

︎
↓
津田伸一と奥平みなみさん、ガストで会う

︎
↓
奥平みなみさんの子供 ピーターパンを3万円はさんだままで持っていく
↓
︎

奥平さん、房州老人にピーターパンを返す

︎
↓
房州老人 1万円は ホテルの支払いに 残りはトランクへ
↓
︎

房州老人 のトランクは死後 津田伸一へ

︎
↓
トランクの端数の3万円を津田伸一は生活費へ

︎
↓
うち1万円でとこやのまえだで支払い

︎
↓
それをパチンコ屋で女性が使い、偽札発覚

↓︎
本通り裏の追っ手

︎
↓
津田伸一 まりこさんの家に泊まる

︎
↓
大河内よっちゃん lolのチンピラに見つかる
↓
︎

倉田ケンジロウに連絡をとってもらう。

↓︎

ピーターパンの本とトランクの入ったロッカーの鍵をわたす

︎
↓
ケンジロウに3302万円。 網谷ちさ、こっそり100万持ち出し

︎↓

3301万円は堀之内元に寄付

︎↓

1万円だけが偽札





(3万円の偽札のまとめ

)
1万円は房州老人がホテルで支払い

1万円は津田伸一がとこやのまえだで支払い

1万円だけトランクに残っていた。


人気ブログランキングへ


posted by noyuki at 13:22| 福岡 ☁| Comment(0) | 佐藤正午系 盛田隆二系 話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

佐藤正午 「鳩の撃退法」 時系列まとめ「それぞれの2/28日」(再掲)

時系列がわかりづらいところを自分用に整理してみました。
ネタバレが含まれていますので、読了後に確認されることをおすすめします。
2/28日はそれぞれ、いろんなことが起こっていて、とても大切な一日のようです。

@ 幸地ヒデヨシの2/28日

午前3時半     読書をしていた幸地ヒデヨシ 、津田伸一と ミスタードーナッツで言葉を交わす
︎ ↓
朝  幸地ヒデヨシ 幼稚園 へ子供を送る  慎改美弥子 が夕方から子供を預かる約束
︎ ↓
(妻)幸地奈々美が  妊娠を告白する
︎︎ ↓
倉田ケンジロウから電話。「スピンで封筒を預かってほしい」 ︎    前借り佐野が勘違いして持ち出す
︎︎ ↓
幸地ヒデヨシ 慌ててスピンへ出勤
︎︎ ↓
幸地奈々美 、晴山青年 とかけおちをくわだてる。
︎ ︎︎↓
追っ手
︎︎ ↓
追手の多々良、岡野につかまる
︎︎ ↓
止めようとして幸地ヒデヨシ 手に怪我
︎ ↓
その後一家 神隠し(冒頭シーン)




A 津田伸一の2/28日

午前3時 幸地ヒデヨシとミスタードーナッツで会う
︎︎ ↓
午後6時 ドライバーのしごと
︎︎ ↓
午後9時 房州老人とハンバーガーショップ
︎︎ ↓
山下、lolのチンピラにやられる。( 慎改の夫のさしがね?)
︎︎ ↓
慎改美弥子に物件を紹介してもらう約束をする。 房州老人とドーナッツショップ
︎︎ ↓
アカプルコからドーナッツショップ へ。網谷もいる 子供連れて、前借りするところ
︎ ︎ ↓
高峰秀子の家
︎ ︎↓
頼まれてそこから晴山青年を送る  方向替えて無人駅に
︎︎ ↓
ベンツのワゴンタイプ 幸地奈々美が晴山と合流するのを見る。
︎︎ ↓
 ガスト 奥平さんの面接  友達に車をとられた網谷ちさがいる
︎︎ ↓
ふたりを送る
︎︎ ↓
網谷ちさの家に泊まる



人気ブログランキングへ


posted by noyuki at 13:11| 福岡 ☁| Comment(0) | 佐藤正午系 盛田隆二系 話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月28日

忙しく、そして幸せだった1年を振り返る



今年の読書予定は、年頭から忙しく、そして幸せで奇跡の連続だった。
「こんな年はめったにないだろう」と言ってしまいそうだが、1年限りのバブルではない可能性もある。
加速度的にもっとすごいが起こるのかもしれない。

* 村上春樹の「騎士団長殺し」上下巻が発売されるというので、年頭から未読の本がたまらないように調整して読んだ。とても楽しめた。騎士団長は魅力的で、重すぎもせず、楽しめた。

* だがしかしゆっくり楽しむわけにもいかない。4月には佐藤正午の「月の満ち欠け」が発売になるのがわかっていたので、またもや調整。「月の満ち欠け」は、あまりのおもしろさに3度読んだ。

* 佐藤正午の文章には中毒性がある。ずるずると何度も読み返し、他の本に移行することができない。それで「えいやっ」と伊坂幸太郎の「AX」に移行したら、けっこうショッキングなどんでん返しでこれもまた名作だった。
そうこうするうちに同氏の「ホワイトラビット」も刊行になり。これには翻弄させられた。

* その間に盛田隆二の「焼け跡のハイヒール」発売される。なかなか出会わないふたりにヤキモキしながらも、戦中戦後の「心の記憶」「町の記憶」が見てきたかのようにビビッドに描かれていて、すごいリアリティに唸った。戦争は悲惨だ、戦争はいろんなものを奪う。そのことを深く感じた。

* なんといっても、長年応援してきた佐藤正午の「直木賞受賞」は感慨深い。候補にあがってのドキドキから発表の瞬間まで、待ち望む幸せを味わった。そして受賞。多くの人が佐藤正午を知って、そして読んでみようと思ってくれた。見たこともない景色が広がった。

* という「最強ラインアップ」で今年の読書は終わるはずだったが、暮れになって、またとんでもなくおもしろい本を読んでしまった。東山彰良「女の子のことばかり考えていたら、1年が経っていた」である。




有象くん無象くんの1年間の大学生活を描く「某、博多の大学」の物語である。
「かわいらしい博多弁を操りながら」好き勝手に男を翻弄する女子大生たち。男もバカだが、女もビッチだ。
もう、大笑い!ビッチちゃんとか、抜け目なっちゃんとか、ほら、あそこの大学におるやん!まさに! 

織田作之助賞を取った「僕が殺した人と僕を殺した人」(文芸春秋)の方を読む予定がうっかりおもしろい回り道をしてしまった。

そして2018年も! のっけから忙しそうだ。

*「月の満ち欠けリボーン」新装幀、岩波書店より著者コメントつきの発売。

cover-small.png

キャンペーンサイトはこちら

* それから、2018年1/4 小学館より「鳩の撃退法」文庫。糸井重里氏の解説で発売。
* 2018年1/6 KADOKAWAより「ダ・ヴィンチ」2月号佐藤正午特集号発売。

またまた楽しい1年がはじまるにちがいない。



人気ブログランキングへ


posted by noyuki at 14:32| 福岡 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月17日

伊坂幸太郎の備忘録「ホワイトラビット」 新潮社



今年は伊坂幸太郎の新作を二作(AX)と(ホワイトラビット)を読めた幸運な年だった。
だが、どっちがいいか?と言われたら選ぶのに困るだろうなと思う。
ドンデン返しもあったが、どちらかというとわかりやすい筋だったのが「AX」。
ドンデン返しどころか、時系列返し、空間返し、登場人物返しと、いくつものひねり技があって「あれれ?」の連続だったのが「ホワイトラビット」。
とちゅうで翻弄されすぎて、読み戻ることも何度もあった。

「誘拐業」(誘拐犯の下請け)をなりわいとする兎田孝則は、ボスから妻の「綿子ちゃん」を誘拐され、交換条件として「経理の女をかどわかした裏切り者のコンサルタント、オリオオリオ」を探し出して差し出すことを要求される。
オリオオリオを追っているうちにいつしか、それは「立てこもり事件」へと発展。父母と子供を人質にした立てこもり事件...のはずが。
金庫破りの黒澤グループ、そして警察の夏の目課長、テレビ中継まではじまり、この壮大さの中で、複雑なストーリーの展開に何度も何度も翻弄され...

作者はあとがきにこう書いている。

> 無事に出来上がるかどうか不安で仕方がなく、おそらく無事にはできあがっていないのですが、それでもこうして完成したことにはほっとしています。

要するに作者が不安に思うくらいの仕掛けがたくさんあったっていうことです。
そしてわたしは、その仕掛けに右往左往するのが楽しくてしかたなかった。

読者がすっきりとわかる作品よりも、翻弄され、何度も読んでしまう作品の方が楽しい、と最近は思っている。
ただし「ただ複雑」なだけでは翻弄されないのだ。
立ち止まるべき「台詞」があり、愛着を持たずにはいられない「魅力的な登場人物」がいるから、何度も立ち戻ったり、読み返したりできるのだ。
そういう翻弄文学は奥が深い。「ついれこれるか?」と、言われているようで、ほんとに夢中で読んでしまう。

そう、完成された何かを受け取って評価したいわけではないのだ。
複雑な迷宮を作者といっしょに走り回るのがたまらなく楽しい、これはそんな作品だと思う。


人気ブログランキングへ
posted by noyuki at 16:48| 福岡 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月05日

「焼け跡のハイヒール」盛田隆二 祥伝社




焦土と化した東京で、父親と母親が出会う。
母親は赤いハイヒールを履いている。
そんな色鮮やかなシーンを、以前筆者の文章で読んだ。
そして「この話をもっと長い物語で読みたいな」と思ったけれど、予想以上の波乱万丈さと壮大さにびっくり!引き込まれるように読んでしまった。

14歳で看護師になるのを夢見て単身上京した美代子を待っていたものは、爆撃により焼け野原になった東京だった。美代子は、座学を学ぶ時間もろくに取れないままに看護の助手をしながら、強い気持ちで多くの傷病者を助ける。
一方当時の隆作は、通信講習所を卒業したのち通信兵として中国大陸で過酷な日々を送っている。無線通信の業務を行いながら難聴を患い、仲間の死を乗り越えて終戦を迎え復員できる日を待っている。

そんな2人の生い立ちから出会いへと続くファミリーヒストリーが物語の元になっている。
貧乏、苦労、戦時下の恐怖、戦争というもの、たくさんの人が死ぬということ。
そんなファミリーヒストリーがどの家庭にもあるものなのに、経験したものは「多くは語らず」、そして戦争を知らないわたしたちは「あえて尋ねず」というスタンスでなぜかやってきたような気がする。
この本には、ファミリーヒストリーであり、日本の生き生きとした歴史がリアルに描かれていて、ほんとうにおもしろかった。戦争を生きてきた人のタフな「希望」が、ああ、なんかすごいなあと思った。

70年以上のときを経て、あのとき出会ったふたりはもうこの世にはいない。
だけども、そのリアルな「2人の、生きるための道のり」がこの本の中にある。
悲しい出来事と、悲惨なできごとと同じくらいに、希望や驚きや素敵な出来事もたくさんあったんだなあと思う。そうして敗戦後の絶望の中でもそういうものを胸に抱いていきてきた人たちの思いがたくさん書き留められている、宝物のような本だと思う。
ビビッドで力強くて、そして、なかなか出会わない2人がやっと出会うまでの道のりが長くて険しくて、ドキドキしながら読みました。


人気ブログランキングへ




posted by noyuki at 15:35| 福岡 ☀| Comment(0) | 佐藤正午系 盛田隆二系 話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月11日

「AX」伊坂幸太郎 KADOKAWA (恐妻家小説)







「AX 」かなりおもしろかった!
とぎれとぎれに読んでしまって、じっくり「仕掛け」をチェックしていないけれど、けっこうな伏線の絡みもあり、殺し屋シリーズの中でもハードボイルドと「とほほな感じ」の絡み具合がとてもよかった。

*  *  *

ひとことで言うと「恐妻家小説」である。
介護小説も不倫小説もあるくらいだから「恐妻家小説」があったってまったくもって異論はない。そもそも「枠にはまりきれない多種多様の者たち」の数だけ小説はあるのだから。

殺し屋である「兜」はひとり息子「克己」と妻の3人暮らしだ。
表向きは「文具メーカーの営業」をしている兜は、妻になにひとつ口答えしない恐妻家。夜中に妻を起こさないためにも「音を出さずに食べられるもの」を追求するくらいの恐妻家である(笑)。
兜は依頼者である「医師」に殺人の仕事を請け負ったり、身近なところで事件に巻き込まれたりするのだが、それを通じて「兜」という人物が少しずつ透けてみえてくる。
「何も感じないでやれたこと」が、ひとつひとつの感情を獲得することによってほころんでいくまでの道筋。友情や愛情、共感、そんなものを獲得していくまでのユーモラスであたたかみのある道筋。
そして、そこにある「妻」の存在。
恐妻家小説の金字塔と言ってもいいと思う。

というような感想を述べる事自体が不毛なのではないかと思うくらいに、後半の展開の「ダイブ感」がすごい。

え? ええ? の連続である。

それは、自分の目でたしかめてほしい。言ったら「ネタバレ」ですごく恨まれると思うから、口をつぐむ。

いい小説でした。さいご、泣きました。


人気ブログランキングへ



posted by noyuki at 14:51| 福岡 ☀| Comment(0) | 伊坂幸太郎の備忘録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月18日

2017年9月17日 くまざわ書店佐世保店 「佐藤正午サイン会」




というわけで、「月の満ち欠け」直木賞受賞記念の「くまざわ書店佐世保店」のサイン会イベントに行ってまいりました。
以下、そのレポートです。

*  *  *

前回のサイン会でも100人くらいは集まったと思うので、書店には前もって予約の電話を入れておいた。
友人たちにもそうアドバイスした。
実際、当日前に、100人の予約は締め切りになったとのこと。

ところが、である。当日は大型台風が九州にやってくるというではないか。
日帰りを予定してたけれど、慌ててホテルを予約し、前日のJRに飛び乗った。
やはり日帰りを予定していた友人は断念した。
そして、当日の飛行機は欠航というので、新幹線と佐世保線を乗り継いで前日入りしたという人もいた!
(新聞によると、長崎メトロ書店には、直木賞受賞を聞いて「いてもたってもいられず」家族の赴任地のフィンランドから駆けつけたという人もいたそうです)

インターネットの普及で、「日本国内のいろんな場所からサイン会に集まってくれる時代になった」と、言われていたが、気づいたら「世界中から集まってくれる時代」になっていた。そう思うと感慨深い。

当日。整理券に受付順に番号シールが貼られる。
その番号順に並ぶように言われる。
そして時間どおりご本人登場!
サインを書き、希望があれば記念撮影にも応じてくださっていた。
年齢層は、小学生のお嬢さんに2ショット写真を撮ってもらっている若いお母さんから、ご年配までいろいろ。
「昔から読んでいた」「一緒に写真を撮りたかったから」と終了まで待たれる年配のご婦人。
ごく自然に地元の小説家をあたたかく愛してくれている。そんな土地なんだと思った。

サイン会は1時間以上に及んだ。
佐藤正午せんせい、とちゅうでジャケットを脱ぎ、半袖の白シャツ姿になる。
ときどき「あっ!」という声が漏れる。
サインの書き間違いがあったらしい。
「書き間違い本っていうのも貴重なんですけどね」と、くまざわ書店の方がにこやかに笑った。

小さい声で言いますが、書き間違いは3冊はあったように思いますw

サイン会終わり、佐藤正午せんせいは膨大な手土産の数々を抱えられる。
持ちきれないほどの量なので、お店の方が大きな袋を持ってきてくださったようだ。

カジュアルなショルダーバッグ。紺色のジャケットにベージュのチノパン、白の半袖シャツ。
「60すぎて、あんなサラサラな髪、かつらじゃないのか?」という声もあるけれど、ほんとにお若いなと思う。
後ろ姿は、地元の県立大学生と言ってもぜんぜん大丈夫な感じ?

先生を見送り、わたしは、帰りのJRも運休だったので、払い戻して高速バスに乗って帰った。

*   *   *

今朝は台風一過の青空を、雲が、遠くの白鯨のようにゆっくりと通り過ぎていった。
「たのしいこと」があると、見える景色まで違ってくるね。

何年か先。
また、新しい作品を携えて、この町にみんなで集まるのかもしれない。
人生はときに退屈だったり単調だったり、悲しかったりムカついたりもするけれど、
それでも大好きな佐藤正午せんせいの「新しい本が出るのを待ちながら」生きていくのは、かなり楽しいものである。


人気ブログランキングへ







posted by noyuki at 15:25| 福岡 ☀| Comment(0) | 佐藤正午系 盛田隆二系 話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月09日

8月9日の空を見上げる

8月9日の空を見上げる


もう何年も前から変わりなく、長崎出身の友人げんたのさんは8/6日と8/9日の空を見上げ、その日の空の風景を写真でアップしてくれてた。

わたしはすぐに忘れてしまう。
空はいつでもわたしの上にあって、見上げようと思えばいつでも見上げられるものなのに。

わたしは「平和」も同じようなものだと思ってしまってるのかもしれない。
あることさえも当たり前のもの。

当たり前のものが当たり前にあることの幸せを忘れないように。
今年も空を見上げます。

大きな雨粒が降ってきました。


人気ブログランキングへ
posted by noyuki at 08:22| 福岡 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月29日

「佐藤正午氏の(月の満ち欠け)直木賞を待ちながら」


ブログも更新せず、気がついたら一ヶ月もたってたからびっくりした次第。
いったい何をしていたんだろう?
と考えていたら、佐藤正午せんせいの「月の満ち欠け」が直木賞候補になって、受賞してという一ヶ月だった。

{直木賞の結果を待つなんてことは、めったにない経験なので、時系列で記録しておきます}

2017年6月20日:直木賞候補者の一覧が配信される。候補者5名。なかには「読もうと思って買っていた本」と「買いたいなと思ってた本」の作者もいらっしゃる。ここは願掛けにて「読まない」を選択。

2017年同日:候補になったからとできることはあまりない。とりあえずスマホの待受を「佐藤正午氏の近影」に変更する。

2017年6月22日:直木賞「大衆選考会」のページを、ファンの友人に教えられる。「選考には関係ないかも」と思いながらもはやる気持ちを抑えられず書き込む。あとで聞くところによると、この大衆選考会で1位2位の作者が直木賞を受賞することが多いとのこと。

ちなみに、こういう情報が自然にずるずる入ってきたわけではない。
Twitterはじめ、いろんな記事、下馬評の検索にかなりの時間を費やしてしまっている。
なにもできないので、こういうことをやってしまうのだ。

2019年7月:ニコニコ動画で生中継があることを知る。当日の仕事のスケジュールを確認。

2019年7月19日:夕方6時すぎから、ニコニコ生放送を見る。解説の方の話を聞きながら選考結果を待つ。
19時くらいに発表予定とのことだったが、なかなか結果を入って来ない。時間がかかっているのかとヤキモキ。

2019年7月19日:19時20分。会場にカメラが切り替わる。女性がひとり入ってきて、壁に紙を貼る。
まずは芥川賞。そして、直木賞。間違いなく「佐藤正午 月の満ち欠け」と書いてある。
生放送を見れなかった友人に電話する約束をしていたので、すぐに電話して喜び合う(ここで感極まって泣きました)。

それからあっという間に「人多すぎ」になって、プレミアム会員でないので視聴できなくなる。
LINEで友人とあれこれ探して、記者会見が見れるネットを探してやっと視聴。

それから、ネットに書きこんだり、自分のことではないのにお祝いのメールが来たり、と、お祭りのような喜びの日々を過ごした。やり残したことはあるものの、とりあえず今は放心。
生きているとほんと、予想もしないことがたくさんあるなあ、と改めて思いました。
佐藤正午さん「月の満ち欠け」直木賞 おめでとうございます!

月の満ち欠けの書評はこちら

「月の満ち欠け」からの二次創作「戦場のパーティ」

「月の満ち欠け」を読んで、「意図せずに生まれ変わる人もいるとしたら、自分も、もしかしたら生まれ変わりを信じられるかもしれない」と言った友人に向けて書きました。


そして、電話による受賞会見のもよう




人気ブログランキングへ

posted by noyuki at 13:45| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする