2004年09月30日

盛田隆二「サウダージ」、そして「散る アウト」へ

「永遠」に向かうセックスと、そうでないセックスがある。
 永遠に向かわないセックスには、様々なものが含まれている。それは快楽であったり、さみしさを補うものであったり、他人のウンチを見るような嫌悪感であったり、居場所であったり、またはかりそめの居場所であったり、サウダージという言葉で語られる失われた原風景であったり。
 本の中には、そんな空気が一貫して流れている。続きを読む
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2004年09月28日

佐世保のモスバーガーで「愛の力を敬え」と呟く。

 佐藤正午さんの作品の中でも、恋愛モノの短編が好きだ。
 とてもおおまかに区分すると「永遠の1/2」と「ジャンプ」のあいだに書かれた短編。
 将来佐藤正午全集が出るときには、この巻あたりは2冊買って、ひとつは保存版、ひとつは読み返し用にしておこうと思っている。

 寝る前に正午さんの短編を読み返す。「おんなについて」「人参倶楽部」「カップルズ」などがベッド脇に転がっている。スペインの雨、糸切り歯、グレープバインなど、気に入った台詞があると、それを探しながら読み進む。
 なかでも好きなのが「愛の力を敬え」という作品。これは「ジャンプ」以降の作品で、「人の物語」(アンソロジー)に収録されている。続きを読む
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2004年09月27日

荘島物語「基地」

 道路をはさんで向こう側は教会である。
 家族が2階に住んでいらっしゃる、小さな教会だ。メガネをかけた「先生」はとても優しいお人柄だ。
 信者でもないわたしが毎週教会に行くのは、そこが生協の分け合いの場所だからだ。班の名前は「教会班」。まったくそのままの名前だ。続きを読む
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2004年09月24日

ジョニーの会2004 in 佐世保

sain

写真は、じゅんの党首がわたしのメモ帳にしてくれたサイン。宛名が「ごがゆき」になってしまってます。ふらふら

 佐藤正午のファンには派閥がある。
 作者が「最高傑作である」と評する「取り扱い注意」こそが最高傑作であると主張するのがshogo派。(与党)
「最高傑作は常に最新作であるべきだ」と主張しているのが「じゅんの派」。(野党、ちなみにわたしはじゅんの派です)
 ジョニー部というのは、じゅんの派が行っているクラブ活動のようなもの。誰でも参加できるが、与党の人間には少々敷居が高いらしい。(小泉総理が社民党ボーリングクラブに参加しているようなもの) よってshogo派の人間は、ときに偽名を使ってジョニー部に参加したりもする。

 このジョニー部最大のイベントとも言うべき「ジョニーの会 in 佐世保」が今年も佐世保で行われた。続きを読む
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2004年09月20日

存在を知らしめる猫のように

silver

 地下鉄の階段を上ると、ちょうど祭りをやっていたらしい。境内まで長い参道が屋台でいっぱいだ。何種類もの食べ物の匂いが混じりあっている。そこを歩いてゆくうちに雑貨を並べた店に差し掛かる。
 玉虫を封じ込めたキーホルダーがある。手に取ってみると、髭をはやした丸顔の店主がわたしに値段を言った。
「珍しいやろ?」
 珍しいけれど、心は動かない。他の小物などひとつ手に取ると、そのつど店主は店の奥から話しかける。
 妙なことに、店主はわたしにだけ話しかけてくる。店内には10人ほどの客がいるのにだ。

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posted by noyuki at 21:30| 福岡 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 詩とか短文とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月15日

「荘島物語」バザー

 町の小学校でバザーがある。
 一日だけは手伝いに行かなければいけない。
 ボランティアは嫌い・・・という言い方はよくない・・・苦手であるとしておこう。
 知らない人が多いし、なんだかあまり楽しいと思えない。
 だが、前日の品物並べだけは手伝うと言っておいたので、しぶしぶ体育館に出かけた。 
 やるべき仕事が多いのが救いだった。
 ひとつひとつの品物を並べてゆく。荷物運びは、かなりの量を持てるので効率もいい(仕事でいつも膨大な荷物を運んでいるからだ)。
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posted by noyuki at 22:10| 福岡 ☔| Comment(6) | TrackBack(0) | 荘島物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月12日

荘島物語 「名前のない古本屋」

 道路を渡った隣町に名前のない古本屋がある。
 処分したい本がたまると、紙袋につめてそこに持っていく。
 大手の古本屋ではない、小さな店をわたしと同年代くらいの男性がひとりでやっている。
「あそこはあんな小商いでどうして潰れないんだろう」
 と、近所でしばしば話題になる。
 安いコミックはあまり儲からないが、奥の方のエロ系の雑誌やビデオなどがおもな収入源であるらしい。妖しげなローションとかおもちゃらしきものもある。だが、近所すぎて、そこまでじっくりと覗けないのが難点である。
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posted by noyuki at 22:12| 福岡 ☀| Comment(7) | TrackBack(0) | 荘島物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月11日

「アフターダーク」村上春樹さんの本が届いた

 発売日に本屋に行けないと悔しいと思い、アマゾンに予約した。
 代引きにしたと信じ込んで、郵便受けに代金を入れて仕事に出かけた。
「あのー、代引きじゃないですよー」と、ペリカンさんが電話入れてくださる。あれ? カードだったのかな?
 まあ、そうだったのだろう。仕事から帰ると、郵便受けに本が入っていた!
 村上春樹さんの「アフターダーク」。
 その日は、夕飯もお風呂も早じまいで。部屋に閉じこもって、一気読みした。
 待ちのぞんでいた本が届く日は、いつも幸せだ。続きを読む
posted by noyuki at 22:53| 福岡 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 見て、読んで、感じたこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月08日

水音

ぽとり ぽとり 
栓のゆるんだ蛇口から 滴り落ちる水
子守歌のように リズムを刻む
このまま 眠りの底に落ちてゆけるだろうか
すべてのわたしの水が 枯れないうちに

ぽとん ぽとん
血管に横たわる 銀色に光る針
黄色い点滴液が カラダに入ってゆく
命を吹き込んでゆく 音は
頑ななものを 溶かしてゆく音
溶かされていった 黒い塊 
これって けっこう好き なんだけどな

いつかなくなる 砂時計の砂
どこまで 落ち続けていられるのか
なんて 誰も 知りはしない
神様は 落ちてしまった砂時計を
こともなげに ひっくり返してくれるのかな

カラダの中に染みこむ 水音
カラダからこぼれ落ちる 水音

溶かされ 再生され そしてまた 溶かされる

あなたという水音は いつだって異音
なのに 
それすらも カラダの一部となって
新しいリズムを刻んで 流れてゆくのかも
posted by noyuki at 23:24| 福岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩とか短文とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月07日

荘島物語 「台風」

tree

 昨夜は一晩中凪いだ様子だったので、今回もそうひどくないのだなとタカをくくっていたのが大きな間違いだった。
 午前11時をすぎ、途端に風が強くなる。夫が網戸を一枚ずつはずし、部屋の中にしまってゆく。瓦もずれたようだ。浴室に雨が染みこむ。
 窓の真下は、児童センターの職員駐車場だ。律儀にも今日もたくさんの人が出勤しているらしい。
 瓦が車を直撃したらどうなる? 慌てて火災保険の証書を出してみるが、自然災害には無効のようだ。そうこうしているウチに、何やらパラパラ落ちる音までしてきた。
 仕方がないので、レインコートを着込んで、車の移動をお願いしに児童センターまで行った。傘は10メートルも持たなかった。

 顔見知りの責任者らしき人に、ことの次第を話した。
「ウチも危ないとは思ってるんだけど。今、移動はできないだろし、気をつけておきますよ」と言ってくださる。
 まあ、警告はしたからこれで良いだろうと、その人と一緒に我が家の方を見た。幸い瓦はまだ無事。
 ただ。隣のスレート瓦は見事に飛んでいた。
 まるでカラスが一斉に飛び立つように、雨の中を鮮やかに舞いあがっていた。ヒッチコックの「鳥」みたいな、おびただしい数のカラス、カラス。
 恐ろしくなって、そのままソッコー家に帰った。

 風の音が鳴り続ける。
 2階の窓から、ときおり見てみる。
 木が折れた。(写真のヤツです) 公園の大木が折れて、道路をふさいでいた。
 隙間から入り込む風を塞ぎ、浴室の雨漏りにバケツを置き、廊下を拭き、コンセントを保護し。・・・ああ、台風ってなんてすることが多いんだろう。

 義理の妹からメールが入る。停電中の歯科医院で留守番をしているという。患者は来ないが電話は入るので、まだ帰れないらしい。
 電気の消えた歯科医院を想像してみた。がんばれ、と思った。

 昼過ぎに台風は去っていった。
「とりあえずは、あの木を動かそう」
 と言う夫と一緒に、折れた木を持ち上げたが、重くてまったく動かなかった。
 木は、のちほどどこかの職員の人々が、切り刻んで片づけてくれた。
 ああ、やっと、道路開通だ。

 そんな台風余波の中、近所の江藤さんのおじさんは、ひとり公園のぎんなんを拾っていた。
 風でこちらも、たくさん落ちていたのであるう。

 さすが、荘島人。あっぱれである。

 ***

 幸い、今こうして、わたしはネットを繋いでいますが、いまだ停電中のところが多いそうです。
 またそれ意外にも膨大な被害があるようで。
 みなさんにお見舞い申し上げます。
posted by noyuki at 22:19| 福岡 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 荘島物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月06日

やってみたかった仕事

 ずっと昔、20代の半ばを過ぎた頃、フーゾクという仕事にすごく興味を持っていた。
 実はいまでも興味しんしんなのだが、「若いというだけで雇ってもらえる可能性」を過ぎてしまったので、最近はそれほどでもない。(伝言ダイヤル系のサクラには今も興味しんしんだ)

 あの頃は「今なら間に合う、できるかも」と思い、実際に募集広告もかなり読み込んでいた。
 会社の帰りに大手のキャバクラでバイトしているという女の子がいた。キャーキャー騒いでけっこういい収入なのだと言う。話を聞いてみると、何度か忙しいときにバイトに入ったスナックとそう変わらないような気がした。

 むしろ、密室で対面的な商売というものに、興味を持っていたように思う。具体的に言うと、ソープとか、今で言うとデリヘルとか、そういう類のやつだ。
 想像の中で、わたしは客と対面する。
 その多くは、脂ぎった中年で、変態的な趣味を持っている。同年代の男性とのセックスでは味わったことのないような要求をされ、わたしは、困ったり、その要求に応えたりする。ソフトSMとかの類もその範疇に入っていたりもする。

 あれは、凌辱されるということに対する憧れだったのだろうか?

 当時、わたしのセックスというのは2種類に分類されていた。
 好きな男と合意の元でやるヤツ、これは無条件に気持ちいい。
 だが、酒の席の勢いで雑魚寝してそのままやってしまったり、拒んでいるつもりが雪崩のように押し倒されてしまったり、無防備だったこともあろうが、そんなことも幾度かあった。そういうのは、気持ちよくも何ともないし、それは嫌悪感しか生まない不毛なものであった。

 一方で、そういうえり好みもせずに、誰とでも何らかの性的行為を仕事としてやっている女性がいることも知っていて。彼女たちの潔さや、何らかの乗り越え方に、憧れに近い興味を抱いていたのかもしれない。
 もっと簡単に「援交」といういうやり方があることも知ったが、こっちには食指は動かなかった。
 やはり「無条件に受け入れられる潔さ」に憧れていたのだろう。
 もちろんそれは、凌辱願望とも無縁ではないこともわかっている。

 現在は繁華街の近くに住んでいるので、昼間そういう店の前をよく通る。
「おはようございまーす」なんて呼び込みの黒服に挨拶しながら、化粧っ気のないスレンダーな女の子が中に入ってゆく。
 彼女は、その嫌悪感を乗り越えているのだろうか?
 それとももっと割り切って仕事としてやっているのだろうか?
 そのことについては、いつか、誰かに聞いてみたいと本気で思っている。

 過去にやってみたかった仕事を、今もやってみたいとは思わない。
 今後、これほど多くの人と交わることもないだろうし。口説かれてやってしまうのもシャクな気がする。
 ほんとにセックスしたい人がいたら、それを自分で認識して、正直に伝えたいものだ。

 もっとも、平凡に年を重ねた女には。
 そういう機会も、そうそうないんだろうな・・・
 

 
posted by noyuki at 22:44| 福岡 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月03日

病気のなまえ

 先週は腹痛に悩まされた。
 目覚めると痛くてたまらない。近所の病院にかけこむと、胃が悪いと言われ、痛み止めの筋肉注射と胃薬を処方された。
 次の日の朝は、さらに激痛になっていた。おまけに痛みは脇腹の方に移動している。
 昨日の病院じゃダメだと思い、近所の別の病院にかけこむ。だが痛くて問診もままならぬほどだった。
 子宮外妊娠を疑われる・・・覚えはなかった。
 また痛み止めの筋肉注射、だが効果がなく病院のベッドで暴れる。
 CRTで2回スキャンして、レントゲン、血液検査、尿検査までしたが、どこも悪いところが見つからないという。
 そうこうするうちに痛み止めが効いてきて、とりあえず整腸剤らしきものを処方してもらい、帰宅した。膨大なお金がかかってしまった。
 結局、先週いっぱい腹痛は続いた。激痛はなくなったがとにかくお腹の痛い日々だった。

「そりゃ、過敏性大腸炎だね、腸が痛いんでしょ?」
 今日いつもの心療内科で、そのいきさつを話すと、先生はこともなげにそう言った。
「でも、かけこんだ近くの病院って、N医院なんでしょ?  あそこは神経系も専門なのに、どうしてそう思わなかったのかなあ・・・」

 過敏性大腸炎という病気なら聞いたことがある。
 登校拒否とか保健室登校の子供が、腹痛からはじまって過敏性大腸炎と診断されたという話をいくつか耳にしたことがあった。
 そう言えば、近所のゆかちゃんもそうだったな。就職した会社の合宿研修で原因不明の腹痛になって、とちゅうで帰宅したそうだ。

「それって。子供がなる病気ですよね?」
「子供の病気ってわけじゃないけど、そういう子供って、いるよね」
 ストレスの病気? 心療内科に通ってるのに、シャレにならないなあ。
 だけども心当たりはあった。その頃、集中力がめちゃくちゃ低下していて、料理しながら包丁落としたり、友達とプールに行く約束を失念したりしてたんだった。
「じゃあ、多分、過敏性大腸炎ね。N先生が言ってた腸に管を入れての検査までする必要はないと思うよ。薬は出しておくから」

 病気というのはなぜか、なまえがつくと安心するような部分がある。
 そっかあ、過敏性大腸炎かあ。そういう病気だったんだ。
 まだ、ときおり痛む脇腹をさすりながら、ちょっとほっとして帰路についた。

 それにしても。
 近所では名医と評判のN先生はなんでそれを疑わなかったのか?
 と、思いながら、自分の偏見に気づいた。
 過敏性大腸炎は、登校拒否の子供のかかるような病気、仕事でストレスを抱える神経の細い若者がかかる病気。

 N先生もまた、わたしのようなふてぶてしい女と、ストレス性の腹痛というヤツをどうしても結びつけられなかったのかもしれない。
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2004年09月02日

荘島物語「変人」

 公園で犬の散歩をしていると、ザクロの実を取っている女性がいる。
 もっと大きくなったら食べようと楽しみにしていたので、不快に思って近づいてみる。(荘島公園はわたしの庭のようなもの、だからこの木はわたしの木だと勝手に思っているのだ)

 近づくと、近所の坂下さんだった。同居の男性と一緒に小さなザクロをたくさん取っていた。
「ああ、草木染め?」
「そう、きれいな色になるのよ」
 坂下さんならいい、と思った。彼女の草木染めは素晴らしい。服やのれん、今年は着物の帯のようなものまである。わたしは彼女が庭に染め物を干すたびにいろんなことを尋ねてみるのが大好きなのだ。

 年に一回自宅で展示会、他にもデパートや市の展示場でいろんな作品を発表している。
 そんな坂下さんなのに、なぜか近所では変人扱いだ。

「あそこの家とはつきあいがないんだよ」
 と、ここに住み始めてすぐ、夫が言った。
「独身で、誰かの愛人をやってる人だしね。猫をやまほど飼っていて、みんなが迷惑しているんだ」
 その後、坂下さんは、会社を退職して、愛人らしき人と一緒に暮らしはじめた。ふたりとも、いい年である。入籍はしてないから、表札にはふたつの名前が書かれている。
 男の人はくわえ煙草で、庭木に水をやる飄々とした人だ。
 飼い猫が外で糞をする、野良猫も出入りしている。
 それが嫌われている原因だ。

 迷惑も多いが、坂下さんのことは実は好きだ。
 染め物の模様をセブンイレブンでコピーしてたりすると、わざわざその模様を見せてもらったりもする。
 家を訪れると、廊下まで本が高く積み上げられている。ハヤカワのものが多く、読みたいものもないけど、そういう暮らしぶりがいいな、と思う。

 秋が深くなると、坂下さんは染め物の展示会の案内状をくれる。
 ああもうすぐ、そんな季節になるんだなあ。

 変人と扱われていることをうすうす感じ。年を取ってから、好きな男と暮らし。そうして好きな染め物にいちにちを費やす。

 そういうのって、なかなかかっこいいではないか。
posted by noyuki at 22:43| 福岡 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 荘島物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月01日

65パーセントでいってみよう!

「この文章はおもしろい」と友人が言ってくれるのはいつも、てきとーに書いたような文章だ。
 自分的には65パーセントくらいのテンションか。
 反して95パーセントくらいで書いた文章は自分でもうざい。なんか、真面目すぎてすべっているのが自分でもわかる。

 自分の生活に置き換えてみるともっとよくわかる。
 わたしはイヤなこととか、心配事などが大好きなのだ。
 大好き、というのはちょっと違うかもしれないが、そういうことが起こると、けっこうじっくりとそれについて考える。
 その根本にある自分の不具合というものが案外好きなのかもしれない。
 どの本にも書かれていない自分だけの不具合。それをいっぱい集めてみたいのかもしれない。

 だけど、やっぱり不具合は疲れるな・・・
 不具合は、片づけられない部屋みたいに、そこらへんに転がしているくらいがいい。
 そいでときどき手に取って、「ふーん」と思うくらいでいい。
 
 65パーセントくらいで生きてみよう。
 そうすればわたしも「パフィ」みたいになれるかな?
 
posted by noyuki at 22:30| 福岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする