2007年06月10日

たいくつ

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え〜っと、なにをやっているかと問われれば、退屈をしています。
横になって読みかけの本を読んだり、衣替えをしたり、梅雨の前で少しばかり音色がしっとり聞こえるようなピアノを弾いてみたり。

だけども。
それでも退屈なのです。

ひとつの小説を書き終えたとき、いつもこんな感覚を経験します。
最初は、もうなにも考えなくていい、自分の好きなことだけ考えようと思うのだけれど。
結局考えることなんてなにひとつないことに気づくのです。

わたしが誰かの心のうちを想像したり思いやったりしなくても、人の心は自由きままに移動したりとどまったりするものなのだし。
季節の移りかわりに気づかなくても、自然のきまりごととして、季節は移ろうものなのだし。
犬のももは今日も、庭で煙草を吸うわたしの1メートルとなりで、月の光をカラダに浴びているだけだし。

なにひとつ、わたしの干渉を必要とするものなどなく。
わたしの残されているのは、ただ、そのものを感じることだけなのです。
だけども、わたしはなにも感じていない。
怒りも。
ヨロコビも。
なにひとつ。

そのことはいつも、わたしを少しだけ不安にして。
もう、このまま何も感じずに年をとるだけなのだろうかというような、あせりすらも時に感じたりします。

ここを過ぎてどこに行くのかなんてわかりません。

翌日の日差しがまた、なにかを感じさせてくれるのを、もうどれだけか、今は待っているだけなのです。

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posted by noyuki at 21:48| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする