2013年03月19日

その日まで、これを楽しみに生きていける




好きな作家さんの新作がでるのは楽しい。
その日までは、これを楽しみに生きていけると思える。
そしてその日をさかいに、一度も読んだことのないページを夢中で繰る、もっと幸せな日々がやってくるのだ。

小説は一朝一夕でできあがるものではないから。
著者が自分の持つ世界を表現するための時間がぎっしり詰まっているから。
好きな小説を待つあいだの時間は、一年に数度しかないけれど、それでも、どんな作品だろう、楽しみ、ワクワク、あとどれくらい? そんなことを考えながら、信号待ちのあいだでさえも、少し心が温かくなっているのがわかる。

4月12日の発売まで、もう一ヶ月を切りました。
予約受付中、ほんと楽しみです。
アマゾンで予約できます。
村上春樹 「色彩をもたない多崎つくると、彼の巡礼の年」



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posted by noyuki at 22:30| 福岡 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする