2017年02月17日

Kindle効果

本を読むのは好きだけど、溜まっていくのは少々憂鬱。
そういう理由でコミックスを買うことがあまりなかった私にとって、Kindleは福音でした。

もちろん、好きな本は「紙で保存」がマスト。
だけど「おもしろいかどうかわからないけれど、とりあえず読んで見る」という選択を、知らないうちに狭めていたのも否めません。

そんな私ですが、最近はKindleのおかげで「とりあえず読んで見る本」が増えていきました。

さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ -
さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ -

「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」。

うん、気になってたけれど、すごくおもしろかった。
ただし、これまたエロ要素は少ないと思います。

自己肯定感のないまま大人になってしまい、自己肯定ができるものを模索する。
わたしの20代はまさにそういう時代でした。
その苦さを持っている人に、どんな言葉が届くのだろうか?
などと思うのは、自分の経験からただの傲慢でしかないのですが、「なにかをつかむ」ための言葉がここには描かれているような気がするのです。

好きな本でした。


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posted by noyuki at 10:51| 福岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 見て、読んで、感じたこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月04日

「夫の***が入らない」  こだま  扶桑社

夫のちんぽが入らない -
夫のちんぽが入らない -

冒頭の部分を読んでみたら、淀みのない文章にあっという間に引きずり込まれてしまい「これは題名に臆している場合ではない」と思い、一気に読んだ。

え〜エロではないです。
「夫の***は入らない」けれど、エロではありません。

***  以下ネタバレ  ***

主人公をひとことで言ってしまうと「自分に自信のないタイプ」。
そして、多くの夫婦がいくつもの隠し事を持っているのと同じく、この夫婦にも「相手に言えないこと」がいくつかあって、主人公は「教師として勤めていて学級崩壊を起こしたこと」を、同業者の夫に相談することさえもできない。
そしてこの夫婦は「***が入らない」ことももちろん誰にも相談せずに隠し持っている。

それにまつわること、それにまつわらないことがいくつもこの夫婦に降りかかる。
一歩間違えれば救いようのない話だと思う。
子供のできない夫婦は否応無しに世間の「悪意のない期待」に晒され続けるし、もっともっと「救いようもないこと」がたくさん降りかかる。

だけど、読後感は悪くない。
彼女の夫の言葉を借りてその理由を言うなら、彼女が(こんな心の純粋な人、見たことない)と思えるくらい素直な人だからだ、とわたしは思う。

恨み言、コンプレックス、人格否定。
すべてを受け入れ「夫の***が入らないのだからしかたない」と言い訳している彼女が、すごくどろどろした心の中を「純粋な気持ちで」描いている。

本当におもしろかった!

* 追伸 一度ブログが消されてしまいましたので、Amazonのリンク以外は字を伏せてみました。



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posted by noyuki at 13:25| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 見て、読んで、感じたこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月02日

あけましておめでとうございます

ジャンポールエヴァン


旧暦、というわけでじはないんですが(笑)。

毎年、1月をなんとか持ちこたえて、2月になるとセロトニン切れのような気がする。
太陽の光が足りない。
あたたかさがたりない。
下手したら、1日、こたつから動かなかったり。
シゴトのある日以外はそんなふうに過ごしている。

でも、そんな時間が嫌いじゃない。
時間泥棒が1日分まるごと時間を持っていって、冷蔵庫のペリエになったみたいにして。
そういう自分のダメダメなところを思いっきり出して、約1ヶ月も過ごすこともできるんだな、と。
毎年今の季節に確認しているわけです。

今年は2月に村上春樹さんの新刊。
4月に佐藤正午さんの新刊。

未読の本を調整しながら、春を待ちます。
というわけで、ほんとに更新のないブログですが、よろしくおつきあいください。


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posted by noyuki at 10:24| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする