2024年04月13日

短歌note

誘われて短歌の会に行くのも批評したりされたりも結局無理だったけれど、思いついてスマホの「ジャーナル」に短歌を書くという、ちょっとした楽しみだけは残りました。
自由に思いつきで書いた分。
そんなのが少し溜まってきたので、書いておきます。

以前アップしたり、見たことあるのが出てくるのは「本人がどれをアップしたか覚えてない」のと、「てにをは」をあとで変えたりしたからです。

では、いきます。


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仕事終え夕餉を食べて風呂すましTikTokのホストクラブへ

迷ったら両方買うのと友が言うそうだね後悔よりも贅沢

けしけしの山の紅葉が赤く燃ゆあの人の骨はそこにあるのか

今生のあかしをスマホにおさめよとささやく桜と共に映ろう

ロゴスへと変わるパトスも見当たらぬおだやかすぎるわが胸の凪

天空を三日月の爪でひっかいて赤き血も流さぬ薄墨の空

水仙のラッパがファンファーレを鳴らし今この庭に春が来たかも

なごなしに逝かないかんて思うけんいつものとおりの日々を生きよう

ひとりにて豪奢なランチを食べる日は亡き母天より料理をのぞく

ネットではガチ勢日々の推し活を誰にも喋らず仕事にいそしむ

庭仕舞い今年こそはと見上げると斬られてなるかと木蓮の花咲く

あの山のハゲ散らかしてるところにはきっと桜の花があるはず

菜の花の蛍光色でいっぱいの彼岸の土手より友が手を振る

厳寒の夜に靴下履き眠り朝の布団に残骸さがす

帰社時間五感と真摯に向き合いて食べたいものを身体に尋ねる

へたれるとモノクロームになってゆく心の冬あけ世界が色づく

寝ながらに楽にテレビが見れるねと介護ベッドにはじめて寝る君



けっこういろいろ溜まってました。
きれいな空をインスタにアップするのと似ています。
また溜まったら、ここに書きます。



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posted by noyuki at 17:20| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩とか短文とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする