2017年05月26日

「書くインタビュー 3」 佐藤正午 小学館の本気

書くインタビュー 3 (小学館文庫) -

佐藤正午氏と東根ユミさんのメールによるインタビューはもうずいぶん長いこと雑誌「きらら」に掲載されている。
とちゅうで「鳩の撃退法」の連載が「きらら」ではじまって、終了してからまた再開されたと記憶している。

長いよね。

書き下ろし作品「月の満ち欠け」の執筆中が、この「書くインタビュー3」の真っ最中だったわけだ。
今読んでみると、「ああ、最初はこういうアプローチだったんだな」とか、書くことに対する信念やこだわりまでがとてもリアルに感じられる。
あと、真夏のポケモンGO!とか、お父様の葬式の日の憤然!たるエピソードとか、文章という芸で読ませ、笑わせてくれるところも見逃せない。

でも、最大に見逃せないのは、この「書くインタビュー」自体が、全力で、佐藤正午氏の新作書き下ろしを、待ちわびているところだ。
帯を見ていただければわかる(すみません、上手に貼れなくて)

本書の最終章は「タイトルと発売月」が発表されるところまでだ。
いや、もう、雑誌連載中の胸の高鳴りがありありと思い出せた。





他社の作品であるとか、まったく関係ない。
これは、「月の満ち欠け」が傑作であることを信じ、たくさんの人の目に触れ琴線に触れることを信じている人が作った帯だ。

「月の満ち欠け」で胸熱になって、そして、他にも「胸熱な人たち」がたくさんいることにまた胸熱になってしまう。

作品をまちわびる時間も。
作品を読む時間も。
そして、読後の思いを交わす時間も。
ほんとうにどの時間も幸せだよね。


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posted by noyuki at 16:49| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 佐藤正午系 盛田隆二系 話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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